探偵事務所にはさまざまな依頼がある

たしかに、現在の日本で探偵事務所への依頼の大半は浮気調査です。

 

中には浮気調査しかしない業者もあるなど、探偵=浮気調査というイメージはここ数年ますます強まった感があります。

 

ですが本来、探偵事務所にはいろいろな依頼が舞い込んできます。素人(一般人)だけではなかなか遂行・解決できないことの代わりをするわけで、その意味では多くの調査内容が対象になってきます。

 

では具体的に、どういう調査があるのでしょうか。代表的なものをまとめました。

 

人探し(行方調査)とは

黄昏の海

 

探偵事務所には、行方不明の人物を探して欲しいという依頼も舞い込んできます。人探しにおいては、基本的に現在の住所を割り出すことが目的であり、様々な方法を用いて地道に調査を行うのが一般的です。

 

第一に、昔気になっていた人、親類を探して欲しいという所在調査があります。こちらは、普通に社会生活を営んでいるケースが多く、その人物の以前の住所などが分かれば、比較的高い確率で発見できるのが特徴です。

 

第二に、何らかの事情で行方不明となってしまった失踪人の調査がありますが、本人の意思で失踪した場合、発見は極めて困難です。

 

時間が経つほどに成功率が下がっていくので、早めに依頼する必要があります。失踪前の容姿、親しかった友人など、手掛かりになる情報は全て伝えましょう。

 

依頼料金の相場は日当1万円ぐらいとなっており、行方が分かった時にだけ支払う成功報酬との兼ね合いが問題になります。浮気調査よりも不透明な内容だけに、できるだけ成功報酬型にした方が安心です。

 

企業信用調査とは

ビル群

 

ビジネスの取引は、原則的に当事者同士の間で行われます。ゆえに、たとえ売掛金を回収できなくても、自己責任になってしまうのです。信用できない社員を雇ってしまった場合の損失も、同じく企業の自己責任として扱われます。

 

企業としての最終決定を行う前に、その相手方の信用調査を行うことは、もはや必要不可欠なリスク対策と言っても、過言ではありません。

 

探偵事務所の企業信用調査では、その企業の登記情報、資産状況といった公的な情報から、内部の役員の近況まで幅広く調べられます。調査対象の範囲と、提供する情報の量によって、依頼料金が大きく変わってくるところが多いです。

 

最近になって、ある役員の金回りが急に良くなった、あるいは、反社会的な団体と親しくしているケースでは、すぐに距離を置いた方が賢明でしょう。

 

日本では正社員として雇用すると、そう簡単には解雇できません。採用と育成にかかるコストを考えても、選考段階で信用調査を行っておくことをお勧めします。

 

盗聴発見調査とは

コンセント

 

その空間の音を電波によって遠隔地へ送信するのが、盗聴器という機械です。小型軽量で狭い場所にも仕込みやすく、一度仕掛けられるとプライバシーが筒抜けになってしまう被害に遭ってしまいます。

 

明らかに不自然な車両がマンション前にとまっているケースでは、内部で盗聴器からの電波を受信している可能性もあります。

 

探偵事務所の盗聴発見調査では、依頼人の自宅において、専用の機材によって仕掛けられた盗聴器を調査します。市販されている安価な盗聴発見器は玩具にすぎないので、心当たりがあったらプロに依頼しましょう。

 

盗聴器を仕掛けて、なおかつ、その電波を受信するのは、実はけっこう大変な作業です。そのため、その被害は、以前の恋人や結婚相手からの付きまといか、法人への企業スパイのどちらかに分類されます。

 

日本では、個人でも簡単に盗聴器を購入できてしまうので、油断は禁物です。盗聴器があった場合は、ストーカー対策や、企業信用調査と組み合わせることで根本的な原因を解決しましょう。